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ウクライナで「TDT チャンピオンシップ」開催~TDTのボスインタビュー4「堀口恭司のこととか、世界のこととか」

TDTがウクライナで「TDT チャンピオンシップ」を開催する。世界に目を向ければ、ロシア勢の台頭は目覚ましい。ではウクライナはどうなのか?となったときに未知のことだらけだが「TDT チャンピオンシップ」は1からスタートするという。いつこれをやろうと決めたのかついてもTDTのボスに尋ねてみたが、またボスなりの興味深い話が聞けた。


いつこれをやろうと決めたのか?

堀口恭司のカーフキックが決まった瞬間です。もちろん朝倉海選手といういい選手がいたからこそなんですけど、日本の格闘技のレベルが低いってわけではなくて、やっぱり世界で活躍するファイターと格闘技ってすげぇなって思って。


PRIDE時代の話

よく人と話すんですけど、昔のPRIDEとかってガチの試合が多かったかなっていう。ヘビー級が多かったからかもしれませんが、スゲーなこの試合っていう、ワンマッチ、ワンマッチがメインマッチみたいなド迫力があったんですよね。時代が変ったのかもしれませんが、今はライト級の選手が多いですし、日本だとバンタム級GPとかしてるんで、そこは僕らも目線を変えなくてはならないかもしれないですけどね。


海外に目を向けると、、、

ただ海外にはすごい選手ってほかにもいるんじゃないかなと思って。堀口恭司が501日ぶりに復活して、あのカーフキック一撃で(海選手の)足が動かなくなるっていうのを見て、(カーフキックのほかに)まだ技があるのか?っていうこととか、じゃあATTで普段なにを彼がやってるんだろう?とか、そんなことを考えました。僕らの視野がコロナ禍で、今日本ではRIZINが一番大きな格闘技の大会なので、それがベースになっていますが、じゃあ今みんなが期待しているクレベル(コイケ) vs. ヴガール(ケラモフ)とかサトシ(ホベルト・サトシ)vs. (トフィック)ムサエフの試合が行われたときに、どうなるんだろうっていう、どうなるんだろう感を含めて、もっとすごい選手って、実はウクライナにいましたとかあるのかなって。ファイトマネーの関係で選手を集めるのは大変だと思うんですけど、とんでもない化け物が昔は次から次へと出てきたけど、ウクライナというところで、もしかしたらファイトマネーもそんなに高くない、とんでもない選手が出てきて、とんでもない試合を見せてくれたときの会場の盛り上がりは半端ないだろうなと思いました。


格闘技ファンを刺激するような、殴り合いではなく、いい試合を見せてくれるんじゃないかなって思うと、そういう発掘をするのに一役買ってもいいかなと思いました。ウクライナ、イスラエル、あのへん一体のところってムサエフを筆頭に、今は国際的なアスリートって基本英語が話せますが、でも言葉通じなくても戦いだけで彼らは表現をしてくれます。TDTチャンピオンシップとして、そんな選手がもしかしたらそのへんにいるんじゃないかなって、そういう思いで今回やることにしました。結論、LFAとかBraveに関しては、社長さんともお話をしてますが、BellatorだろうがUFCだろうが、あくまでも僕らが営利目的でやるんじゃなくて、選手が行きたいところとか、選手の望むところに行ってくれればと思っています。


大晦日の堀口恭司戦の感動といろいろな思い

ちょうどいろんな思いが重なったんですよ。堀口恭司の501日ぶりの復活っていう物語を見せてもらったってことと、そこで起こった自分の中の感動っていうか、501日ぶりに仕事しても、こんなことができるんだっていうのと、堀口恭司の戦闘能力ってどれくらいあるんだろうって思い知らされたのと。片や同時に、ほんとはムサエフが帰ってきてサトシとやることをみんなが期待して、年末望んでた訳で。だけど彼は国の環境によって戦争に行かなくてはいけないっていうことと、、、。


コロナ禍という誰もが想像してなかったものが、弊害になって試合ができなくなるんであれば、僕らができることをやって、もしかしたらウクライナにムサエフよりすげー選手がいるかもしれないし、と思いました。正直分からないんですよ、見たことないもないし。そのチャンスを作るのがもともとTDTを作った目的だし、コロナ禍でも、本来なら光る原石を探せる環境にあるはずですよね。例えばインターネットだったり、彼らの試合を僕らが配信することによって、もしかしたらUFCからスカウトが来るかもしれないなら、その機会を作ることが一番大事なんじゃないかなって思うんで、今回ウクライナの大会をやってみようかと思いました。


今は時代の変わり目なんで、化け物も出てくるんじゃないかなって。UFC=アメリカという伝説がありましたが、もう3人の王者がアフリカ人です。アメリカとブラジルのイメージが強かったのが、アフリカ勢とかメキシコ勢の勢いと(彼らの)戦闘能力が高すぎることで、アメリカ国旗を持った選手が軒並み倒れていっているという現象が起こっている中で、もしかしたらウクライナとかロシアとかでもすごい選手がいて、出掛けるお金がないだけで、そこで(大会を)やってあげたら、すごいやつがいるかもしれないです。宝の発掘ってことでこちら側から手を差し伸べるというか、チャンスを与えるのが一番いいんじゃないかなと思ったんです。


<by Viviane Yoshimi>

(C)The Dice Team


TDTチャンピオンシップサイト

https://www.tdtchampionship.com/


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