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【ONE】青木真也インタビュー 〜2021年前半振り返り(前編)「1月が割と肝というか岐路というか。難しいところではあったけれど、そこを乗り越えたことによって開けて来たなという感じでした」

2021年前半で2試合戦い、2連勝した青木真也の今年の振り返りのインタビューが主催者より届いた。青木はコロナ禍の2020年9月に行われたRoad to ONE 3rd Tokyo Fight Nightで江藤公洋と対戦し3-0で判定勝利し「蓋開けてみたら、ここまでの貧乏くじを引かされると思わなかったよ。日本の格闘技を盛り上げるというなら、俺がここで試合をしているのはおかしいだろう!??」と絶叫し、マイクをマットに叩きつけ怒りをあらわにした。2021年1月には北米の強豪ジェームズ・ナカシマと、4月には北米でも放送された大会で、フィリピンの英雄エドゥアルド・フォラヤンと3回目の対戦で、いずれも一本勝ちしている。


――今年2021年の前半、ONEでは既に2試合をしました。振り返ってみていかがでしょうか。

「振り返ってみて、1月が割と肝というか岐路というか。難しいところではあったけれど、そこを乗り越えたことによって開けて来たなという感じでした。あそこがもし転がっていたら、また違った話だったとは思うんですけど。 4月は相手が変わったりと色々あった中で、なんとか転がって来たというか。でもコロナのこの状況だから。何がどう起こるか分からないですよね。


1月は相手的にも厳しい試合だったし、一個階級を下げてきたということもあって、不安な要素も多かったし。自分自身も久しぶりのONEの試合だったから。言い方は良くないかもしれないけれど、ちょっと潰しに来ているのかなと感じなかったわけでもないですね。そういう意味でちょっと敏感というか、神経質になった部分はありますね」


――4月のフォラヤン戦後にセージ・ノースカット選手とのTwitterでのやりとりが話題になりました。

「あれは、要は自分が試合に穴を開けたわけじゃないですか。自分の都合で試合を欠場して、穴を開けて、それなのに『じゃあやってやるよ』って、何言っているんですかね?ということで、お前ちょっと都合良すぎるでしょという意味でした」


――セージ・ノースカット選手は、青木選手との対戦を怖がっていたと思いますか?

「全然、別に。何かどうでもよくて、話題になれば良い。面白ければ良いというのがあるから、あんまり考えていないなぁ。また組まれたらやるんだろうし、組まれなかったらやらないんだろうし」


――青木選手自身の方が長いキャリアを積んでいて、ライト級ランキング上位にもランクインしている青木選手にとって、セージ・ノースカットに対してはもう少し試合を重ねてから挑んで来いよ、のような気持ちはありますか?

「彼は別に北米で名前があるし、UFCでやって来た部分があるから。ONEではまだキャリアが浅いかもしれないけれど、そんなにそこは気にしていないかな。


やっぱり皆んな、すぐにタイトルマッチをやりたいとか言うじゃないですか。でも、それって都合が良いというか、理屈が合ってないじゃんって思うんですよ。巡り合わせもあるけど、自分からやりたいっていうには、ある程度説得力のある成績を残さないと言えない。だから、僕はすぐタイトルマッチをやりたいっていうのは、図々しくて言えないですよね」


―― すぐにタイトルマッチというと、少し前に、クリスチャン・リーとエディ・アルバレスの間で論争がありました。両方の選手と過去に対戦している青木選手は、何かご意見はありますか。

「クリスチャン・リーはチャンピオンだし、若いし、これからまだまだ将来はあるんだけど。エディ・アルバレスからやりたいとは言えないと思う。だって勝っていないんだもん。でも、クリスチャン・リーからすると、エディ・アルバレスには名前があるから、やっつけて自分の価値を上げたいから『じゃあ、お前やってやるよ』っていうクリスチャン・リーからの言葉はOKでも、エディ・アルバレスからやりたい、というのは都合良いなって思いますね」


――ご自身のタイトルマッチに対する考えはいかがですか?

「やるからには上に行きたいって言うのが、選手というものだと思います。僕の考えだと、今の状態で(タイトルマッチを)やりたいって言うことは出来ると思うんですね。でも、そこでやりたいって言うと僕の中で説得力がないというか。だから、オク・レユンとかとやって、勝てば説得力があると思うけど、今の状態で都合良くやりたいとは図々しくて。そこまで僕は図々しくないかな」


――前回の試合後インタビューで「若い選手とやりたい」というコメントは、そのような意味も含めてのお話ですか?

「もう一回、ちゃんと説得力のある試合をして、それで選ばれてチャンピオンシップって言われるんであれば良いけど。何かとりあえず、ガチャガチャ回すというか、クジ回すみたいな感じでタイトルマッチっていうのは、あんまり好きなやり方じゃないんだよ。ズルイって思っちゃう」

(C)ONE Championship

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