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【RIZIN】平本蓮 公開練習「当日、俺がRIZINの会場の雰囲気をつくる」
12月16日(水)、大晦日にさいたまスーパーアリーナにて開催される「RIZIN.26」に出場する平本蓮が公開練習を行った。平本は萩原京平と対戦する。
平本はグローブなしのマススパーを披露し、打撃でもグラップリングでもない、空間把握能力を意識した動き(本人談)を見せ、公開練習のあと質疑応答に応じた。

――試合を控えて現在の心境はいかがですか?
「いいです。言い訳できないくらい完璧です」
――今回MMAデビュー戦ですが、平本選手のここに注目してほしい、というポイントがあればお願いします。
「キックだからとかMMAだとか、そういう固定概念を持っているやつはなんなんですかね。違うんですよ。平本連を見ろっていう試合にしたいです」
――今日のマススパーですけど、グローブなしのタッチレスリングのようなものをやっていたのに驚いたんですけど、どういう意図があったんでしょうか?
「空間把握能力がキックのときよりも、MMAのほうがやりたいことがたくさんできるようになって、自分が相手をどう動かすかという意識でやっています」
――空間把握能力で自分が相手を動かすためには、武器がないといけないと思うんですけど、これまでのMMAの練習でつちかったものでしょうか?
「もとある能力ですね。ほかの選手と違って僕らは距離感が抜群に武器だと思うんで、スピードと距離感とテンポの速さはレベルが違うぞ、っていうのを見せれたらと思います」
――練習環境を教えてください。
「レスリングは壁際とか、立ちのレスリングとかもGSAで徹底的にやって、補足の寝技とかはカルペディエムでやっています。自分でも楽しみです」
――GSAでウエイト上の人と練習をしているようですが、それによって作用などはありますか?
「わかんないです。体重にこだわって練習してないです」
――対戦相手の率直な感想を教えてください
「わかんないっす」
――萩原選手はマウントをとって、などと言っていますけど、萩原選手がテイクダウンしたにいったシーンはあまり見たことがないのですが。
「そういう誤差は絶対でると思うんですよ。そういう誤差を僕が針に糸を通すじゃないですけど、仕留める能力は一番の武器だと思っているんで。僕の一番の武器はパンチが強いとか、蹴りが強いとかじゃなくて、その一瞬をつく能力だと思うでそこを見て欲しい。だから平本連の試合なんですよね」
――試合間隔があいていますが、試合勘の不安はありますか?
「強いやつは、試合勘の不安はないです」
――朝倉選手の予想は萩原選手の勝利でしたが、それについてはどう感じますか?
「あいつはもう格闘家が副業で、本業がユーチューバーだからいいかな」
――では朝倉未来戦には、それほど固執してないですか?
「いま一番魅力があるのは斎藤チャンピオン。それはRIZINのフェザーのベルトを持っているから。人に魅力があるんじゃなくてRIZINのフェザーのベルトに魅力がある」
――大晦日の試合を経て、2021はどのようなプランを持っていますか?
「RIZINをつくる。それだけです」
――試合を楽しみに待っているファンのみなさまへひとことお願いします。
「一緒に戦おう。俺たちで勝ちにいく。それだけです。みんな応援してくださいとか、他人事じゃないんですよね。会場を味方につけるのも大事だと思うんで。当日、俺がRIZINの会場の雰囲気をつくる」
