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【ONE】「ONE: BIG BANG」ゲイリー・トノン試合前コメント、高橋遼伍、中原由貴コメント

最終更新: 2020年12月5日

12月4日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される「ONE:BIG BANG」に先立ち、ONEフェザー級で松嶋こよみと対戦するゲイリー・トノンのコメント及び同階級の高橋遼伍と中原由貴のコメントが主催者より届いた。


■ゲイリー・トノン コメント

――まずシンガポールに到着してからの調子はいかがですか?

「いい感じだよ。(新型コロナウィルス対策など)色んなことをしなくてはならなかったのは、ストレスだったし、大変だったけど、ここに来ることが出来て、戻ってくることができて嬉しいよ」

――誰とどんな練習をして来ましたか?

「基本的には、ジョン・ダナハーが僕のMMAの指導をしてくれているよ。ストライキング、グラップリングからレスリングまで全体を見てくれている。その他にもボクシング、キックボクシングなどを練習してきた。全てMMAに適用できるようにしているけど、その中で柔術だけは今まで通り練習している。どうやってパンチやキックなどの打撃をするか、というよりもそれらのスキルをMMAにどう適用させるか、というのを練習してきた。ボクサー、キックボクサーになるように練習するのではなく、MMAファイターへ向けての練習で、最初から持っていたスキルを上手く活かせる事を意識している。既に持っている柔術、グラップリングのスキルに加えて実際にMMAの試合で使えるようにそれぞれを練習してきたよ」


――パンデミックはMMAファイターとしてのキャリアにどんな影響がありましたか?

「まあ、みんな共通して影響を受けたと思う。それでも、トレーニングはするし、自分のスキルは磨かれて良くなってきている。試合に向けての練習がなければ、やはり練習での集中の度合いが全く違い、その影響もあった。その反面、こういう”オフ”の時期もあれば、自分の全てのスキルを磨く事ができた。ひとつの対戦相手に対しての戦略にこだわることなく、技を習得するために時間を自由に使えたことは貴重だったよ。自分に対しての影響はといえば、かなりストレスがあった。練習環境のことや、練習相手となかなか会うことができなかったり、練習時間の調整なども、かなり難しかった。とはいえ、自分の成長には満足しているよ」


――タン・リーのタイトル戦勝利についてはどう思いますか?

「タン・リーの勝利には驚かなかった。むしろそれを期待していた。圧勝になるとは思っていなかったけど、マーティンより彼の打撃の方が上でより鋭いと思っていたんだ。試合はその通りの展開になり、両選手がいったりきたりしていた感じだね。自分にとって、そのうち対戦する選手達だと思うから、二人の弱点もこの試合によって明らかになったよ。おかげで2人と戦う自信は前より強くなっているよ」


――これまでの総合格闘技キャリアで松嶋との対戦は最大の挑戦と言えますか?

「勝ち続けている限り、試合のレベルが上がっていくのは当然だよね。だから今回は一番の挑戦だと思うし、また異なった挑戦だとも思っている。前回の相手もタフなチャレンジだった。なぜなら、相手は柔道のバックグラウンドがあって、ボクシングスタイルも持っていたから。そして今回の相手、松嶋でいえば、レスリングのバックグラウンド、そして打撃は空手スタイルだよね。だから前回とは扱い方かなり違う。MMAに移行している柔術家としてのチャレンジは、タフなレスラーに対してどう適用するかが問題だよ(例えばテイクダウンを狙い、止められたらどうするか、どう寝技でコントロールするか、極めに行ったらどうフィニッシュするか)」


――MMA5戦無敗でここまできました。始めた時からどのくらい進化していると思いますか?最大の変化はなんでしょうか?

「ここ数年、どれだけ進化したのかは、数字でなかなか言えない。キャリア3年ぐらいしか経っていないので、停滞することはしばらくなく、MMAを初めて5年間は進歩し続けることは保証できる。何でも初めて5年間は必ず成長し続ける。完璧じゃなくても、続けている以上、強くなる。自分の階級の他の選手にも伝えたいことだよ。タイトルマッチに近づけば、近づくほど強くなっていくから、今のうち試合した方がいい。自分の改善率はますます高くなっていき、それをキープしたい。前に進めばそのうち停滞してしまい、技術が習得しづらくなったり、自分が既にできる技を磨いていくだけになる。自分にとっては柔術がそういうかんじだよ。そのため、毎回の練習においてどんなことを革新できるのか、どこまで自分の実力を進化させるかがタスクなんだ。正直、前の自分と比べてどう上手くなっているかは言えないけれど、強くなっているのは確実かな」


――MMAの試合がなかったこの期間でもサブミッション・グラップリングの試合に参戦し続けていたと思いますが、これからもグラップリングに集中するか、そのうちMMAだけに集中するか、どんな予定ですか?

「自分は初めからMMAに集中したかったんだ。参戦しているグラップリングマッチはMMAの試合がない時に時間を埋めるためだった。優先しているのはMMAで、グラップリングはその次かな。グラップリングを優先するとしたらとんでも無い条件があったらの場合かな。例えば、ヌルマゴメドフが相手だったら、とかね」


――松嶋のスタイルについて、また彼のストロングポイントについては?

「松嶋のスタイルは研究してきた。彼は面白いスタイルを持ち、他の選手にはあまりない、空手とレスリングの組み合わせだった。この組み合わせは難しいよね。なぜなら、片方は距離を取らなければならなくて、そしてもう片方のスタイルは、その距離を縮めければいけないから。このスキルミックスはとてもユニークだと思う。その2つのスタイルは互いに補完し合い、例えばレスリングの距離感を測るのを誤ったら、空手の距離感で適用できる。しかし、彼は不思議なことに、最初から距離をとり、そこから爆発的なテイクダウンを狙うんだ。自分はそのやり方はしないけど、彼はこれまでの試合で成功してきたようだね。


自分の得意技は極め技で、誰が相手でも極められる。現時点では、自分のグラップリングレベルは世界最高レベルだと思うし、ライバルと言える者はいない。松嶋にとっては弱点となるだろうね。その反面、彼は距離を正確にとれることが強みで、個人的には見たことのないユニークなスタイルだと思う」


―― 過去に青木真也を相手に、グラップリングマッチで勝利を収めましたね。MMAの試合があればどのような展開になると思いますか?一度は試合してみたいと思いますか?

「もちろん。そのマッチアップはとても楽しみだね。まずは、自分の階級でベルトをとることに集中しているから、世界王者になってから、そういう試合にチャレンジしたい気持ちがあるよ。青木真也次第だけどね。ONEでその試合が実現したら、自分の中で最もタフな試合になると思う。それを否定する人も多いと思う。「(トノンは)グラップリングだから、どうせまた極める」と思っている人もいると思う。もしかしたらその展開になるかもしれないけれど、彼のコントロールと圧力、そしてMMAルールでの打撃を加えたら、自分にとってはかなり難しいのではないかと思うよ。MMAを始めたばかりの頃は、青木真也との対戦には自信はあまりなかったと思うけど、今なら勝てるチャンスはある。彼はトリッキーな選手だね」


――フェザー級のトップコンテンダーを全員研究されていると聞きました。自分以外は、誰が最も優秀なグラップラーと思いますか?

「誰かを選ぶとしたらガフロフだけど、もっともっとレスラー系だよね。マーティンもグラップリングを上手く統合している。クリスチャン・リーもフェザー級としてとても上手い。サブミッションと言うより、MMAでこの選手たちはとても強いと思う」


――松嶋戦の話に戻りますが、TKOかサブミッションで勝つ予定ですか?

「正直、どっちもいいと思う。一つは時間も必要だしダメージを与えないといけない、そしてもう一つは自分に有利なポジションを取れるかが問題かな。今まではどっちかに限って勝ってきたので、どちらも自信はある。サブミッションの方が楽かもしれないけど、そうでない可能性もあるから、まあ両方頑張るよ」


■高橋 遼伍 コメント

――松嶋こよみについては?

「カラダの能力が高いし、試合の組み立ての引き出しも多いと思います」


――対して、ゲイリー・トノンの印象については?

「寝技の技術は世界最高レベルです、バックポジションを取ればどんな強い選手にも決めて勝てる可能性のある選手だと思います」


――最後に今回の試合については?

「武器が全く違うファイター同士なので、戦術を遂行出来る選手が勝つと思います、松嶋選手はストライキング、トノン選手はグラップリングをしたいと思います。(勝者は)松嶋選手と予想しています。寝技でバックポジションを取られてしまうと厳しいと思いますが、そのポジションを取るまでが困難だと思います。松嶋選手はレスリングも打撃も強いのでグラウンドポジションに持ち込むのは難しいと思います。打撃で松嶋選手が優勢に試合を進めるような気がします」


■中原由貴 コメント

――松嶋こよみについては?

「打撃、組ともにアグレッシブに闘うファイター。攻撃し続けるイメージがあります」


――対して、ゲイリー・トノンの印象については?

「打撃は、はっきり言って未知です。当然MMAの戦績的に打撃は始めたばかりなので、伸び代面を考慮すると、この1年半はどんな影響を与えたか気になります。寝技はちょっとレベルが違いますね」


――最後に今回の試合については?

「動き出したら、かなりハイペースな展開で進むと思います。立ちの展開も多くなりそうな気がします。松嶋選手の破壊力、パンチ・蹴りをちゃんと研究しているなら慎重になるのはトノンの方かなと思います。松嶋選手がペースを乱せたら(前回の)ジェウォン戦の様な展開になると思います。キッチリ捕まるとトノンのペースになるかなと。(勝敗については)純粋に興味があります。予想してしまうと、試合を観るときに肩入れしちゃうと言うか視線が偏っちゃうので、純粋に試合を楽しみたいです。どっちが勝ってもおかしくない、そんな試合です」


■視聴方法

12月4日(金) 日本時間 午後9:30~

ONE公式アプリ「ONE Super App」 ABEMAでライブ配信予定



(C)ONE Championship

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