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【ONE】「ONE:UNBREAKABLE」青木真也 強豪ナカシマに見事な一本勝ち「タイトルマッチはあまり考えていない。とにかく早く試合がしたいですね」

1月22日(金)シンガポール・インドアスタジアムで「ONE:UNBREAKABLE」が開催された。およそ1年3ヶ月ぶりにONEでの試合に臨んだ元ONEライト級世界王者 青木真也は、ウェルター級からライト級に階級を下げた強豪ジェームズ・ナカシマ(米国)を相手に、試合開始わずか2分42秒ネッククランクで一本勝ちを飾った。青木は両脇を差し組むと、スタンドのままバックにまわり足を4の字にしっかりフック。落ち着いた様子でそのままナカシマの首をねじ上げ、タップを奪った。


試合後のインタビューで「試合に勝ったのはラッキーだった」と 繰り返す青木だったが、ラッキーで勝つことができるほど青木が日頃練習を重ね、一つ一つのサブミッションを何度もドリルしていることが、見ていて十分伝わるような試合だった。

勝利者マイクで青木は「(モチベーションは格闘技が)好きなだけ。日本には本当に俺のことを応援してくれている人がいて37年生きてきて、今が一番応援されていて今が一番幸せです」と涙ながらにコメントした。


大会後に青木は蛍光イエローのような色に黒字で”AGE IS JUST A NUMBER.”(年齢はただの数字に過ぎない)と書かれたTシャツを着てリモートインタビューに応じた。


―― 勝利、おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。

「ラッキーでした。それだけです。たまたま、ラッキーでした」

―― 試合前のインタビューではタフな試合になるとお話ししていましたが、実際のところ1R 一本勝ちでした。ご自身でも驚いていますか?

「はい。本当に驚いています。もっと厳しい、タフな試合になると思っていたのでこの結果は本当にラッキーだったと思っています」

――キャリアを続けるモチベーションは何でしょうか?今後タイトルマッチをやりたいという気持ちはありますか?

「(格闘技を)なんでやっているかって言うと、(以前にも)喋ったようにあんまり格闘技をやらなくても良いと思うんです。格闘技が好きで単純に楽しいから、これ以上楽しいことも好きなこともないし、単純に好きだからやっているだけです。タイトルマッチというよりも、次の試合がテンポよく来たらいいなと思います。毎回、試合をなかなか頂けないことが多いので早く試合が欲しいなと思っています」

――サークルケージの中でどのような喜びを感じましたか?

「喜びというか、これだけ苦しい思いをして、試合をするのが嫌で怖くて、それで試合から解放されるというのが単純に嬉しいです。それが一番、苦しいところからの開放感みたいなことが楽しいです」

――試合の最初に見せたハイキックはジェームズ・ナカシマの左パンチへの対応策でしたか?

「レスリングの強い選手だったので、連帯というか、しっかりと蹴って綺麗な構えと強い右の蹴り。ハイキックというよりミドルキックなのですが、強い蹴りと綺麗な構えを意識して試合をしました」


――今回、素晴らしい一本勝ちでした。これまでのキャリアの中で何度も一本勝ちを収めていますが、その中でも今回の一本勝ちはどのくらい気に入っていますか?

「どうなんだろう。ただ後ろひっついて首捻っただけですからね。一つ一つのサブミッションに思い入れがあって、今回の試合は総合格闘技として完成度の高い試合だった。一番良かったんじゃないかなって思っています。あのネッククランクは年末に猪木会長(アントニオ猪木)から習うことがあって、首のひねり方とかを教わってネッククランクがうまくなりました」

―― タイトルマッチはあまり考えていないということでしたが、戦いたい選手はいますか?

「あまりないです。とにかく早く試合がしたいですね。ただ、日本人で言ったら秋山(成勲)とかとやってみたいですね」


――試合前に「自分の存在感は消せない」と言っていましたが、それについてお聞かせください。

「やっぱり僕がやっていることって格闘技の中でも、ONEの中でも独特だと思うんですよ。すごく感情が出るMMAだったり。ただの競技じゃなくて。勝とうが負けようが人の感情を揺り動かすということに関していうと、なかなかほかの選手は、僕より優っている選手はいないと思うから感情を揺さぶるみたいなところでいうと、やっぱり僕の存在は消せないんじゃないかなと思います」

(C) ONE Championship

――(インタビュー時に)着ているTシャツに”AGE IS JUST A NUMBER.”(年齢はただの数字に過ぎない)と書いてありますが、実際にそう思っていますか?

「だって僕、若いでしょ?若くない?(ONE PRチームが英語で「28くらいに見えます」と返答)だからまだ全然、自分が37歳っていうのはあまり感じてないのよ。あまり年齢は気にしていないし、変わらず楽しいし。だって普通に考えたら、おかしいでしょ。30歳とかいいオジさんが裸になってパンツ一丁になってグローブ付けてぶん殴りあったり、首とったりしているんだからさ。そのくらい、まだ気持ちは若いです。ハイ」



”AGE IS JUST A NUMBER.”(年齢はただの数字に過ぎない)



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