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【ONE】「ONE on TNT IV」青木真也 試合前インタビュー2「正直なところもう、大きく強くならないけれど格闘技っていうのは対面した相手を倒さなければいけない」

1月22日(金)に開催された「ONE:UNBREAKABLE」で、およそ1年3ヶ月ぶりにONEでの試合に臨んだ元ONEライト級世界王者 青木真也が、ウェルター級からライト級に階級を下げた強豪ジェームズ・ナカシマ(米国)を相手に、試合開始わずか2分42秒ネッククランクで劇的な一本勝ちを飾った。この勝利の約1か月後に、青木が米国ゴールデンタイム放送も予定され、シリーズのラストを飾る「ONE on TNT IV」でまたも強豪・元UFCのセージ・ノースカット(米国)と対戦することが発表された。しかしノースカットは、新型コロナウイルスの影響が長引いているという理由で、試合を辞退。青木はこれまで1勝1敗の元ONEライト級王者エドゥアルド・フォラヤンと、3度目の対決をすることになった。3月の上旬にリモートで青木のインタビューが行われ、インタビューでは格闘技のことだけではなく様々な話を聞くことができた。


――食事のこだわりは?

「悪いことをしない。いいことをするよりも、体を壊すことをしない」


――残り期間で取り組んでいきたいことと、どうやって過ごしたいか?

「もう取り組んだって、大きく伸びないのは僕自身が一番分かっているから。別に大きく強くならないんですよ、正直なところ。大きく強くならないけれども格闘技っていうのは対面した相手を倒さなければいけない。相手を倒すために、うまくやりくりしていきたい。だからこそ、駆け引きだったり組み合わせだったりをうまくやっていきたいなと思います」


――今回、朝からお昼の時間に試合をすることについて。コンディションは?

「そのフォーマットでやったことないので、分からないところはあるんですけど、こっちの時間で9時半くらいですよね。朝練習するくらいでいれば、そんなにきつくないかな」


――青木選手の体重論で、軽めのライト級と、ぎちぎちに落としたギリギリのライト級ではどっちが強いか疑問はありますか?

「健康軸があるじゃないですか、それと仕上がり。健康と仕上がりって似たように聞こえるんだけど、実は僕、全然似て非なるものだと思っていて、健康をトレードして仕上げてしまうことって多いと思うんですよ。要は、極度の水抜きで(体重を)ダウンして体重は揃えるとか、で戻す。短期的なスパンだと、それは有効かもしれないけど、それは健康とトレードしてるわけじゃないですか。やっぱり僕の理屈だと、健康は担保しておかなきゃならない。その健康は常に担保し続けなきゃいけないからこそ、常にいいコンディションでいなきゃいけないし、そこを健康とトレードしてまで仕上げる必要はないんじゃないかなって、僕は最近、思ってますね」


――格闘家と生きることそのものが健康と強さをトレードしているように少し感じますが。

「僕めっちゃ感じますよ。たんぱくな食事とってフィジークみたいな体なるじゃないですか。そこは認識として、あの体が強いって思わないです。危な!ってことを思うわけです。だからその健康とはなにか、健康と強さとはみたいなことをずっと考えてきたし。だから僕ステロイドやんなかったんだよね。これからいろんなところで言ってるけど、多分、日本人でもやべーやつ増えてくるから。こんだけフィジークとか増えたりとか、ボディメイクの知識ついたりとか、実際なんかそういうことうたっている病院もあるわけじゃん。そういうこと思うと、やっぱり格闘技とは自分にとってなんなのか、健康とはなんなのか? 格闘技が自分の中でどういう立ち位置で、どうやって向き合うのかは考えていかないといけないと思ってますけどね。『俺は明日死んでもいいから無茶やるぜ』って人がいてもいいと思うし。そこは価値観なんで任せますけど」

(C)ONE Championship

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